『百人一首の感情』を読み始めた
自分の頭の中にある考えは、
誰かから教えられた既に自分の中にある言葉にはめ込んで均等にすることで、
他人に伝わっているような気がするけど
そこの作業の途中で捨てられた角っこをすくい上げたい。
いつだって内側から外側への変換が100%うまくいくことはほとんどない。
その違和感がきっと一番大事にするべきパーツで、星屑みたいな感じだと、思うから、
その子たちを見過ごして腐らせてしまう前に、
できるだけオリジナルに忠実に再現するための言葉や知識、歴史を知りたい。
毎日の疲れとかさみしさとか、そういうのに毎日をかすめとられてる場合ではないのだ。
最果タヒ『百人一首の感情』をバイト先の書店で購入して、読んでみる。
まだ始めの方でだけど、何回もページをめくってゆっくり読んでいる。
『百人一首の感情』の中身はもちろん、装丁が本当にほんと〜〜素晴らしく、
久しぶりに「私はこういう仕事をできるデザイナーになりたいな」と純粋に心が動いたのであった。
デザイナーにも色々いるけど、やっぱり私はしれっとすごいみたいな人になりたいな〜。
私には何もない、何も知らないな、でももっと詰め込めるんだな。